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ビタミンAとは|目の健康と妊活にも関係|よねきち健康学

栄養成分教室

ビタミンの種類が多すぎてどれを摂ればいいか分からない…ちなみに目が疲れてます…

そんな疑問にお答えします!

この記事のテーマ

【ビタミンAの学び方】ビタミンAがどういう成分なのか自然に理解できます。

記事の信頼性
作者である私はサプリメントの製造者です。
レシピの設計から販売まで全て行います。 
他業界から来た分、この業界の闇を感じる
部分があり正しい情報の発信者になる事を
決めました。サプリメント製造の為に得た
専門知識を元に正直ベースで解説します。

動画でも分かりやすく解説!栄養成分教室

ビタミンB6と幸福感 うつ病の入り口になる成分
よねきち部長
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それでは始めていきましょう!

ビタミンAとは

ビタミンAとは、脂に溶けやすい脂溶性のビタミンの一種です。
魚介類やレバーなどに多く含まれ、目に良いビタミンとしても有名です。
お肌に良い、がん予防、動脈硬化予防、目の健康維持、細菌やウイルスから守る
ざっと上げてもこのくらいの特徴があります。

よねきち部長
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優秀な子ですね

ビタミンAだけではなくビタミン全般に言えることですが、彼ら彼女らはみなオールラウンドなマルチプレイヤーです。「これだけします!」という存在は少なく、活躍の範囲は多岐に渡ります。
だからこそ混乱しやすく覚えづらいのがビタミンでもあるんですよね。

そこでこの「よねきち健康ブログ」では、イメージしやすくする為に、ある程度の役割説明は省いて解説しています。得意分野はこれ!「まぁこれもたまにやるけどね」←こんな感じのサブ的な役割はあまり触れずに進めていきます。

目、赤ちゃん

という事で、ビタミンAの役割をあえて絞って説明するとこんなところです。
順番に解説していきましょう。

ビタミンAと目の健康

一般的に目に良い成分といえば?
ブルーベリーやビルベリーに含まれる「アントシアニン」
機能性表示食品としても認知されている「ルテイン」このあたりが有名所です。
これらの成分とは違った理由でビタミンAは目の健康を維持します。

アントシアニンやルテインは目の内側で働くのに対してビタミンAは表面で働く。こんなイメージで良いと思います。

アントシアニン→目の内側
ルテイン→目の内側
ビタミンA→目の外側(表面)

アントシアニンは目の血流を良くし、毛様体筋(目の中のほうの筋)の緊張をほぐします。
だからパソコンでずーっと作業していて目が疲れてきた時などに良いですね!
ルテインは目の中にある水晶体(レンズみたいなもの)や黄斑(水晶体の更に奥)を守る役割を持ちます。有害な光線から守ってくれるサングラスのようなイメージです。
ビタミンAは目の粘膜を健康に保ちます。粘膜が正常でないとドライアイの原因にもなります。
目の奥の方で作用するアントシアニン、ルテインとは活躍する場所が異なります。


よねきち部長
よねきち部長

悩みに合わせてうまく使い分けたいですね!

ビタミンAと鳥目(夜盲症)

みなさんの周りにはこんな人はいませんか?

美意識女子
美意識女子

夜の運転が怖い…

光が見えなくて夜の運転がものすごく怖いというのです。
そりゃあ夜は暗いんだから見えづらくて怖いよ。そう思いがちですがそうではないようなのです。
正常な人には理解できないほど夜に「見えていない」人がいます。
「鳥目」と表現されます。こう聞くとただの特徴に聞こえますが「夜盲症」と聞くと少し重大な感じがしますよね。

この夜盲症には原因があると言うんですね〜。
それがまさしくビタミンAの不足です。
目の網膜にはロドプシンという物質が存在します。この名前を覚える必要はありませんが、このロドプシンは光を感じるために必要な物質です。ロドプシンが光に反応したのを脳がキャッチすることで「ここに〇〇がある。何色だ。」といった情報が自動的に認識されます。
このロドプシンを作るのに欠かせないのがビタミンAです。

夜の運転が怖い人はビタミンA不足かも!

ビタミンAはレバーや魚、うなぎ、あん肝、そしてニンジンなどの緑黄色野菜に多く含まれています。
「あ、全部嫌い…」という人は不足している可能性が高いですね!気をつけましょう!夜の運転で事故りますよ!

ビタミンAと赤ちゃん

妊活中の方は注目してください。
ビタミンAは身体には必要な成分で、お腹の中の赤ちゃんの目にも同様に影響してくると言われています。バランスよく摂ってあげてね!という事なんですが、過剰摂取しても尿として体の外に出ていく水溶性のビタミンたちと比べて、ビタミンAは身体に蓄積します。
過剰摂取NGがはっきり言われている成分です。レバーや肝などの内臓類には特に多く含まれているので妊活中&妊娠中は摂取を控えたほうが良いです。

妊娠中にビタミンAを摂りすぎると胎児に奇形が起こる可能性が高くなることが報告されています。
妊娠のごく初期ではより重要なので、妊娠判明後すぐ、もしくは妊活中からビタミンAの摂取量はコントロールするべきなんです。
厄介なことにビタミンAは足りなくてもダメというビタミンです。胎児の発育には不可欠です。
ここのバランスを整えてあげることがママの最初の役目と行っても過言ではないと思っております。
ママは早い段階で子供のために栄養の摂取バランスを勉強して生活に摂り入れる。
パパは、妻がこんなに気を使って、食べたいものも食べられない長期戦を迎えているという事を理解して行動する。こんな思いやりが必要になってくると思います。

ビタミンAと葉酸

妊娠初期は葉酸が得に必要となります。「赤ちゃんのためのビタミン」の呼び名は伊達ではありません。

葉酸と言えばほうれん草」というイメージがあります。
それもそのはず、葉酸はほうれん草から発見されたビタミンです。豊富に含まれています。
そこで注意が必要なのが、ほうれん草をバカみたいな量食べてしまう事は避けるべきだという事です。
ほうれん草には、葉酸と同様にビタミンAも豊富に含まれています。
葉酸もビタミンAも同時に摂れるのでとても便利な妊活食材とも言えますが、食べ過ぎるとビタミンAの過剰摂取の恐れが指摘されるケースがあります。

レバーなどの動物性ビタミンAとほうれん草に含まれるビタミンAは厳密に言えば違うので、ビタミンA過剰摂取をそこまで心配するものではありません。
レバーや肝などに含まれるビタミンAは「レチノール」を指します。
野菜のビタミンAとは「βカロテン」などのカロテノイドを指します。このカロテノイドはプロビタミンと呼ばれ、体内でビタミンAに変わります。これらを含めて広い意味でビタミンAとしてまとめられています。
胎児の奇形に関連があるとされるのはレチノールなので、とにかく動物性のビタミンAは摂取を控えめにして、ほうれん草などの植物性のカロテノイドも、体内でビタミンAに変わることは事実なので、過剰な摂取は控えましょう。

よねきち部長
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この部分はやはり複雑になりますね

簡単に言い換えればこうです!

妊娠中、妊活中はレバー食べない!動物の内臓食べない!
ビタミンAは、ニンジンやほうれん草などの野菜から摂る!ただしこれも過剰には摂りすぎない!

よねきち部長
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難しく考えすぎずにいきましょう!

という事で今回はここまで!

よねきち健康学では日々の生活では中々学ぶ機会の少ない栄養素を分かりやすく
解説しています。youtubeでは動画で解説しているので、もっと楽に健康成分について
知っておきたい人はこちらもご覧くださいね!

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