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ビタミンKとは|血を固め骨を強化するビタミン|名前の由来やビタミンDとの違い

ビタミンKとは栄養成分教室
気になるアザラシ
気になるアザラシ

数多くあるビタミンの中でもあまり聞く機会のないビタミンK…一体どんなやつ??

この記事のテーマ

【ビタミンKの学び方】ビタミンKがどういう成分なのか自然に理解できます

記事の信頼性
作者である私はサプリメントの製造者です。
レシピの設計から販売まで全て行います。 
他業界から来た分、この業界の闇を感じる
部分があり正しい情報の発信者になる事を
決めました。サプリメント製造の為に得た
専門知識を元に正直ベースで解説します。
よねきち部長
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それでは始めていきましょう!

ビタミンKとは

ビタミンKとは脂に溶けやすい脂溶性のビタミンで、血液が正常に固まるために必要なビタミンとして1930年頃に発見されました。ビタミンKの体内での働きは大きく分けて2つです。

ビタミンKの役割2つ

血液の凝固
骨の形成を助ける

血液の凝固

これは人間に当たり前のように備わっている機能です。
あって当然の働きなのですが、これがないと、ケガをした時に血が止まらなくなります。


例えば道端で何故か顔をぶん殴られて鼻血が出たとしますよね。しばらく大人しくしてれば血は止まりますがこれは血液凝固因子によって起こります。

不運にもぶん殴られた人

血液凝固因子を作るのにビタミンKは必要とされるので、仮にビタミンKが体内に存在していないとすると、切り傷一つで出血が止まらず大変なことになります。怖くて外出できなくなってしまいますよね。

固めるだけではない

血液を固める=ビタミンK??
間違いでは無いのですが正解でもありません。というのも、ビタミンKは血を固める作用があるだけではなく、血が固まるのを防ぐ作用も持っています。ケガをして出血した時はもちろん血を固めてもらわなければ困ってしまいますが、普段から体内で血を固められると困っちゃいますよね。血栓が出来たり血液ドロドロにはしたくないものです。

出血した場所以外ではサラサラに流れていなければ行けないので、そこのバランスをうまく取ってくれるのがビタミンKです。血液を固めるのも、逆に固まりすぎるのを抑えるのも、必要に応じて調整してくれるのがビタミンKです。

骨の形成を助ける

骨の形成と言えば何を思い浮かべますか?多くの人はカルシウムを思い浮かべると思います。それはもちろん正解です。骨の形成にカルシウムは欠かせません。そこで知っておくべきなのが、カルシウムは吸収されにくいミネラルで、他の栄養素と一緒に摂取することで給されやすくなります。その「他の栄養素」というのがビタミンDとビタミンKです。
ビタミンDの記事はコチラから→ビタミンDとは|カルシウムの友達|中学生でも分かる健康学

ビタミンDとビタミンKは共に骨の形成を助ける栄養素ですが、働く場所が若干異なります。ビタミンDは腸でカルシウムの吸収を助けるのに対してビタミンKはその後に作用します。吸収されたカルシウムを骨に定着させる役割があるのがビタミンKです。

ビタミンKを多く含む食べ物

  • 納豆
  • モロヘイヤ
  • ほうれん草
  • 小松菜
  • 豆苗
  • 春菊
  • 菜の花
  • 卵黄 など

ビタミンKを含む食材をもっと詳しく知りたい方はこちらのサイトで細かく書いてあるのでオススメです。https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/Vitamin/eiyou/k.htm

ビタミンKの名前の由来

ビタミンはAから始まり、B、C、D、E、そしてKがあります。AからEはアルファベット順ですが、なぜビタミンKは順番が飛んでいるのでしょうか。それはビタミンKが血液の凝固に関係があるので、ドイツ語で「凝固」を意味する「koagulation」の頭文字を取ってビタミンKと名付けられました。

今回はここまでにしておきましょう!
よねきち健康学では普段なかなか知る機会のない栄養成分について分かりやすく解説しています。

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