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オメガ3とオメガ6の違い|注目すべきは「炎症」|よねきち健康学

オメガ3とオメガ6の違い栄養成分教室

オメガ3とオメガ6の違い

オメガ3が身体に良いとよく聞くけどオメガ6もあるの??違いは??どっち摂ればいいの??

こんな疑問にお答えします!

この記事のテーマ

【オメガ3と6の違い】それぞれがどういう成分なのか自然に理解できます。

動画でも簡単に理解できる栄養成分教室を発信中!

DHA EPA とオメガ3は違います 歴史から解説 栄養成分教室
よねきち部長
よねきち部長

それでは始めていきましょう!

オメガ3とオメガ6の違いは結構覚えづらいのでこの記事では結構極端な言葉や意見で説明していきます。ずばり言います。積極的に摂るべきなのはオメガ3です
オメガ3と6の違いをざ~~~っくり説明すると、こんな感じです↓

ざ~~~っくりな特徴の違い
  • オメガ3→炎症を抑える! オメガ6→炎症を促す!
  • オメガ3→LDLを減らす! オメガ6→HDLも減らす!

はい。凄くざっくりなのにまだ分かりにくいんですよね。
「炎症」とか「HDL」とか「LDL」とか、必ず専門用語がくっついてきますもんね。
この辺が、「身体の為に栄養成分を学ぼう!」と思っても続かない理由ですよね。
今回もなるべく専門用語は使わずに解説していきます!
今日のところはこの「炎症」について解説します。どうぞ最後までご覧ください。

そもそも炎症とは?

そうですよね。「オメガ3は炎症を抑えます!だからオメガ3を摂りましょう!」と言われても微妙ですよね?そもそも炎症ってなに?ケガ?

よねきち部長
よねきち部長

↑↑私はこんな風に思っていました↑↑

炎症とは言い換えれば防御反応です。身体がトラブルと戦おうとする時に炎症はおきます。
例えばひっかき傷からバイ菌が入りました→炎症を起こしました→腫れました。
これも防御反応です!
炎症を起こした部分は身体も「早く治してあげなくちゃ!」と言って多くの血液を送り込みます。
だからパンパンに腫れたりします。戦闘中という事ですね。

これは怪我だけに言える話ではありません。
体内にバイ菌が侵入した時に、身体の細胞(主に白血球)が戦いに行きます。
「出てけーーー!!」ってな感じです。

戦う白血球のイメージ

と、ここまで聞くと「何だ…炎症って身体にとって必要な事じゃん。」と思える内容ですよね。
そうなんです、身体には必要なんですけどやりすぎ注意なんですよ。
花粉症や皮膚炎などのアレルギー症状、あれも防御反応です。
しかも、過剰に反応してしまっている状態です。花粉なんか別に体内に入ってもそんなに悪さしないのに、必要以上に「出てけっ!!今すぐ出ろーーー!!」ってやっているのでクシャミ、鼻水止まりません。

オメガ6とアレルギー

おじいさんやおばあさんが自慢気にこんな事を言っているのを見たことがありませんか?

おじいさん
おじいさん

わしらが若いころはアレルギーなんて無かった。

これは日本では特にそうだと思います。
アレルギーの原因は正に「炎症」です。起こさなくても良い場所にまで炎症を起こしてしまう原因の一つが、オメガ6(アラキドン酸)が増えすぎた時と言われています。
不足していれば白血球の動きが鈍くなりしっかり戦ってくれないのですが、摂り過ぎると必要以上に攻撃力が増して炎症を起こしてしまいます。

食生活の変化

おじいさんが「わしらの頃は~」と言う理由は、ハウスダストや大気汚染などももちろんあると思いますが、食生活の変化が大きいです。
洋食が取り入れられ、油の使用量が増え、魚を食べる頻度が減った結果、こうなりました↓↓

普通に生活してたらオメガ3が不足する

普通に生活してたらオメガ6摂り過ぎる

よねきち部長
よねきち部長

これはお魚食べなきゃダメですね!

オメガ3 オメガ6 見た目は同じ

よし!重要な事はだいたい分かった!これからはオメガ3をたくさん摂ろう!
こう思ってもオメガ3とオメガ6は見た目が同じです。具体的に何を食べれば良いか分かりづらいですよね?そこでこんな表を用意しました。

オメガ3とは「α-リノレン酸」「DHA」「EPA」の事です。
つまりそこだけ覚えていれば、後はオメガ3以外の油だから積極的に摂る必要はないや。と、簡単に覚えられます。私はそうやって覚えました。

  • DHA EPA→魚(特にサバやイワシなどの青魚)
  • α-リノレン酸→えごま油、亜麻仁油、しそ油、大豆油、くるみ

これを覚えて、日常から積極的にオメガ3を摂取するようにしましょう。
身体を守りつつも不要な炎症は抑えて、血液はサラサラに、生活習慣病予防も期待できます。
EPAについては別の記事で詳しく解説していますのでそちらも是非ご覧ください。

最後に

これは特に覚える必要はありませんが、オメガ3とオメガ6の違いとされる「構造」の違いです。

よねきち部長
よねきち部長

見た目は一緒なのに!

その違いは「二重結合部分の位置」です。
はい、もう意味不明なんですよね。だから覚える必要自体はありません。
オメガ3もオメガ6も不飽和脂肪酸(サラサラの油)です。
しかしその化学式を見ると、「炭素」と「水素」が鎖状につながって出来ているんです。

これが→→
こう!

で、その一部が2重にくっついちゃってる場所があります。
その場所が端から数えて3つめならオメガ3、6つめならオメガ6となります。

これだけの違いなのに身体に及ぼす影響は違うなんて、不思議ですよね。
まぁ、水と日本酒も見た目同じですけど身体への影響ってまるで違いますもんね…。
この事はYouTubeでも詳しく解説しているので是非ご覧下さいね!

オメガ3とは DHA EPA オメガ3 オメガ6 オメガ9の違いと身体への影響

という事で今回はここまでにしておきましょう!

よねきち健康学では日々の生活では中々学ぶ機会の少ない栄養素を分かりやすく
解説しています。youtubeでは動画で解説しているので、もっと楽に健康成分について
知っておきたい人はこちらもご覧くださいね!

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