健康が気になり始めた人「亜鉛って元気になるイメージあるけど改めて何か聞かれるとよく分からないな…何が身体に良いの?」
こういった疑問にお答えします。
作者である私はサプリメントの製造者です。 レシピの設計から販売まで全て行います。 他業界から来た分、この業界の闇を感じる 部分があり正しい情報の発信者になる事を 決めました。サプリメント製造の為に得た 専門知識を元に正直ベースで解説します。
youtube動画でも更に手軽に「健康に関する知識」を学べます!
それでは始めていきましょう!
亜鉛とは
亜鉛とはミネラルの1種です。
わりと摂りづらいです。少しレアキャラ寄りですね。
体内の深い所で働いてます。人が活動する為に「代謝」が必要ですが、それを助ける酵素の構成成分になります。
また油断するとす~ぐややこしくなるんだから…
例えるのであれば「目立たないけどサポートのプロ」です。
たんぱく質をとると筋肉!糖質をとるとエネルギー!みたいなイメージがありますよね。
でも彼らは単体では働けず、亜鉛のようなサポート役がいて初めて輝くのです。
体内に2gくらいしか存在しません。
私の体重は75kg程ですがその内の2g程と考えるとかなり貴重ですよね。
期待出来る効果
では具体的に亜鉛は身体にどう良いのでしょうか。
挙げられるのはこの辺が代表的です。
- 成長を促す
- ハゲに良い
- 夜の営み的な元気さ
- 二日酔い防止
- 味覚を正常に
こんなところです。人は代謝を繰り返して強く大きくなっていくので
代謝に必要な亜鉛はやっぱり貴重ですよね。
あとは薄毛、抜け毛にも良いんですね~。髪の毛も代謝して新しいものが生えてきますからね。髪の毛の主な成分であるたんぱく質は亜鉛がないとスムーズに作られないのです。
夜の営みにも…
更に夜の営み、これは主に男性機能ですが精子を作るのを助けてくれます。
それに、体内にたった2gしかない亜鉛は男性の「前立腺」に多く見られる事が分かってるんですね~。
男性向け活力サプリには「マカ」「アルギニン」などの成分が鉄板ですが「亜鉛」もよく入ってます。
これはもうれっきとした「ギンギン成分」という事で宜しいですね?
更に二日酔い防止に味覚の正常化、まぁ重要だけど上に挙げた3つがインパクト強いですよね。
亜鉛は赤ちゃんにも必要
妊娠中の方は特に、赤ちゃんの脳や臓器がしっかり作られるように不足しないようにしておきたいですね!
妊婦さんの為の栄養素と言えば「葉酸」ですが「亜鉛」も同じく超重要!でも摂り過ぎ注意なのでこの記事は最後まで見て下さいね!
亜鉛の吸収性
亜鉛は小腸で吸収されますがあまり効率よく吸収されるものではありません。
結構スルーされます。10%から30%程が吸収されると言われていますが
近年の食生活で更に吸収されにくくなっているとも言われています。
ジャンクフードに含まれる
「リン塩酸」っていう食品添加物に含まれる成分があるんですけどね(リン塩酸は覚えなくていいですよ)こいつが亜鉛の吸収を妨げるんですね。ただでさえ吸収しづらいのに更に吸収しづらくしないでくれよ!
もう食品添加物なんてとらない!しかしこれはほぼほぼ諦めて下さい。食品添加物は黙ってても普通に生活していたら入ってきます。
だって今でもマック食べたいですもん。
コンビニでおにぎり買ってもお弁当買っても、サラダ買っても
食品添加物ゼロだけを食べ続けるのは生活を制限しまくるのでおススメ出来ません。
「無添加!」と書いてあるものも「保存料」は使ってないけど「着色料」は使ってます。
みたいなことは良くあります。
亜鉛を多く含む食材
それでは吸収されづらい亜鉛は摂取量自体を増やしていく方が良いですね!亜鉛が多く含まれる食材は何と言っても牡蠣(かき)です。基本的に肉や魚に多く含まれていますが牡蠣はダントツですね。
参考までに
食品名 | 亜鉛(㎎)100g当たり |
---|---|
かき 養殖 生 | 14.5 |
かたくちいわし 田作り | 7.9 |
ぶた 肝臓(レバー) 生 | 6.9 |
うし [交雑牛肉] もも 赤肉 生 | 4.8 |
うし [交雑牛肉] リブロース 赤肉 生 | 4.5 |
ぶた [大型種肉] かたロース 赤肉 生 | 3.2 |
成人男性の亜鉛のおすすめ摂取量は約10gです。成人女性は約8gです。
牡蠣食べておけば足りなくはならなそうですね。しかし亜鉛の摂取量は「おすすめ」もありますが「上限」もあります。
亜鉛の摂取量はコチラの記事も詳しく書いてありオススメです
過剰摂取はダメ
おススメの摂取量が決まっている一方で亜鉛は「これ以上は止めておけぃ」
という量も決まっています。
これ以上は止めておけぃ
正直そんなに毒性は強くないので摂り過ぎるとすぐに身体に異常が…
とはなりませんが継続的に摂り過ぎると、貧血、免疫障害、神経症状、下痢、善玉 (HDL)コレステロールの低下などが起こる恐れがあります。亜鉛が銅や鉄の吸収を妨げるため、銅欠乏や鉄欠乏になるからです。
HDLコレステロールはコチラの記事で解説しています。
老化も引きおこす
また、老化にも繋がります。
体内の活性酸素が増えて老化が起こりますが、活性酸素を除去してくれる抗酸化酵素(良い奴)の動きを鈍くしてしまうんですね~。
つまり、基本的に超必要だけど、日常的に摂り過ぎると地味に調子崩すから注意してね!ってことです。でもここで言う「摂り過ぎ」は成人の男女でそれぞれ1日当たり45mgと35mgです。毎日牡蠣小屋にでも通わなければ摂り過ぎが続く事はあまりありません。
※亜鉛系のサプリは要注意!
良くも悪くも手軽に摂れるのがサプリ!飲み過ぎてしまうのは良くないので1日の摂取目安量は守りましょう!摂れば摂るほど良いよ!というものではないので、今お手元に亜鉛サプリを持っているママさんやギンギンなお父さんはよくパッケージを読んで、このサプリは1日〇粒で〇mgの亜鉛が摂れるのね!じゃあ多くても〇粒までにしておこう♪
といった感じで体調管理を心がけましょうね!
という事で今回はここまで!
よねきち健康学では日々の生活では中々学ぶ機会の少ない栄養素を分かりやすく
解説しています。
youtubeでは動画で解説しているので、もっと楽に健康成分について
知っておきたい人はこちらもご覧くださいね!
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