クラウドファンディングと商品開発
今や生活必需品として
欠かす事の出来ない除菌スプレー。
健康食品メーカーであるヨネキチが除菌スプレーを発売するまでの経緯と商品開発の裏側を解説しています。今回はその4回目です。
こんにちは。よねきち部長です。
作者である私はサプリメントの製造者です。 レシピの設計から販売まで全て行います。 他業界から来た分、この業界の闇を感じる 部分があり正しい情報の発信者になる事を 決めました。サプリメント製造の為に得た 専門知識を元に正直ベースで解説します。
ヨネキチで
安心の除菌スプレーを商品化したのですが
商品開発の裏側をほぼリアルタイムで紹介しています。
これまで3回に渡って進捗を紹介してきました。
まだご覧いただいていない方は是非過去記事もチェックしてくださいね！
それでは第4回いきましょう！
さて、せっかく中身にこだわって
良い商品が出来たとしても、消費者の方々に
知ってもらわない事には何も始まりません。
自社サイトのメルマガやSNSで
告知はもちろんやりますが
もっともっとたくさんの人に知ってもらって
生活の役に立てて欲しいという想いから色々な発信方法を探していました。
そこで注目したのがクラウドファンディングでした。
クラウドファンディングとは
ヨネキチが今回実行することになったクラウドファンディングとは
まだ発売前の商品の製造背景や商品化への想いを発信して
それに共感してくれる方たちから資金を集めるというものです。
全く企画段階のものを発表して
そのアイデアに投資していただくようなパターンと
既に商品化までの流れは大枠完成していて
認知拡大とファン獲得を目標とした予約購入のようなパターンがあります。
今回ヨネキチが実行したのは後者のタイプです。
既に商品の中身、パッケージ共に方向が固まって、製造費用も確定していたので
資金を集めたいというよりは、たくさんの人に想いを共感していただきたい！という目的で始めました。
背景を知ってもらうクラウドファンディング
除菌スプレーは今やかなりの種類があり、
どれを選べばいいか分からないという人が多くいます。
中には海外から大量に輸入して売れ残ったものを安売りしているものもあります。
それがしっかり除菌力のあるものであれば問題ないのですが、
そもそも除菌ではなく保湿目的のただのジェルを
除菌目的に使っているレストランやママさんを見る機会が続きました。
（ちなみに私の妻が買ってきてくれたアルコールジェルが正にそうでした。）
アルコール度数の表記が無く、調べてみたら40％も入っていない…。
その他の有効成分（塩化ベンザルコニウムなど）が入っていれば
アルコール度数はさほど重要ではないのですが、当然それも入っていません。
せめて自分の周りの人たちだけでも
しっかりした製品を安心して使って貰いたい。
そんな気持ちで作ったので、発売前から気持ちが
伝えられるクラウドファンディングは私にとってとてもありがたい存在でした。
支援者のメリット
クラウドファンディングを活用した商品には購入者にもメリットがあります。
早さ
これから発売される良いものを
早く知る事が出来ます。
実際、今回発売する「ラパンコート携帯用」は
Makuakeで先行販売している為、ここだけで購入できる事になっています。
明確さ
開発者の商品に対する思いを
明確に知る事ができるので
本当に気に入った商品を購入することが出来ます。
Amazonや楽天などの
大手モール型での商品ページは画像の数が限られていて商品の要点を絞って魅力を伝える必要があるので
良く言えば簡潔で分かりやすく、悪く言えば説明不足になります。
開発者の想いや製造の背景などを
説明するスペースが無いので
開発者になんの思い入れもこだわりもない商品でも
ページの作りさえ上手ければ魅力的に見えて売れます。
その点、こういったクラウドファンディング型の
商品ページはストーリー重視で誠意を伝える作りになっているので、少なくともいい加減な業者の利益のカモになることは避けられたりします。
安さ
通常より大分安い価格で購入が出来ます。
未発売の商品の先行販売なので
売る側からしても売れるかどうかはハラハラドキドキです。
ページを見ていただいた方に
「いいね！」と思っていただけるような特別オファーを設定しているのでだいたい割引価格で販売されています。
因みに今回よねきちで実施しているラパンコート携帯用のクラウドファンディングではＶＩＰ購入が設定されていて、非売品のヨネキチうさぎぬいぐるみが手に入ります。ありがたいことにこのぬいぐるみ目的で購入してくれた方もいるようです♪
審査の厳しさ
クラウドファンディングは
たくさんの支援者の方から資金を募るという性質上
それを運営する企業は出品審査をします。
これがめちゃめちゃ厳しいです。
半端なものは出品すらされません。
つまり、しっかり基準を満たして審査に通った商品のみが表示されるので、表示されている時点である程度の信頼が出来る商品という事です。
他ＥＣサイトでは普通に出品できるものもクラウドファンディングサイト（マクアケ）では掲載できないものが多々あります。
今回の除菌スプレー「ラパンコート携帯用」も
何回も審査のやり取りをする事になりました。
例をあげると…
ヨネキチ「食品にもかけられる食品添加物です！」
マクアケ「食品添加物が食品にかけられる根拠は？」
ヨネキチ「アルコール７７％なのでしっかり除菌！」
マクアケ「アルコールが７７％入っていれば除菌出来る根拠は？本当に77％入っている証拠は？証明できますか？菌がなくなるのを証明する試験をしていますか？」
といった感じでかなりツッコまれました。
しかし安全を証明できない商品を掲載は出来ないという上場企業の責任をしっかり果たしているが故の厳しさでしょう。
一つ一つ、しっかり証明してこの度掲載の許可が降りたという流れです。
この商材は除菌スプレーでしかも口に入るものという事で審査項目が非常に多く、特に難易度の高いものだったと思いますが、掲載される各商品は信頼感が高いものが並んでいる事になります。
という事で、除菌スプレー開発の裏側
第４回はクラウドファンディングについてお知らせさせていただきました！
次回は「マタニティマークとタイアップ」について紹介いたします。
是非次回もご覧ください！
最後までご覧いただきありがとうございます。
この、よねきち健康学ブログでは、製造者としてのノウハウを活かし
栄養成分の解説や、健康の豆知識、製造の裏側などを正直ベースで解説しています。
YouTubeでも分かりやすく解説しているので是非ご覧ください！
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