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花粉症対策の新素材|開発に命を燃やす原料メーカー

製造の裏側
よねきち部長
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今回はある原料メーカーさんの思いを紹介します。

この記事のテーマ

【メーカーの想い】1つの原料に対する研究者の想いとギャップを解説します

記事の信頼性
記事の作者である私はサプリメントの製造者です。
レシピの設計から販売まで全てやっています。
他の業界から来たので、この業界の闇を感じる
部分があり正しい情報の発信者になる事を
決めました。サプリメント製造の為に得た
専門知識を元に正直ベースで解説します。
よねきち部長
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それでは始めていきましょう!

花粉症対策の新素材メーカー

花粉症対策は毎年春先に大きなニュースになりますが、繰り返しすばかりで花粉症の被害は年々大きくなっているようにすら見えます。
そんな中、先日ある原料メーカーさんと打ち合わせをする機会がありました。
原料メーカーさんとは、基本的には複数の原料を取扱いますが、そこは「ある柑橘類」1つをひたすら研究しているメーカーさんでした。
原料メーカーという表現が合っているかも分かりません。
もっと前段階の…生産者であり、研究者?それこそ大学に研究室を構え、共同でその「ある柑橘類」の研究を進める様は職人とも表現してもおかしくないくらいです。

※写真はイメージです

注目の柑橘類「じゃばら」

「ある柑橘類」とは「じゃばら」という果実です。
「邪」を「払う」という意味からそう名付けられました。
和歌山県の北山村という村のある民家の敷地内に自然にできた雑種が見つかった事が始まりとされます。「何か変なミカンがなってるなぁ~」くらいに思っていたものが、北山村原産の新たな果実となるのです。

アレルギーへの効果

じゃばらに注目される効果は「抗アレルギー」です。
じゃばらに含まれるナリルチンという成分がアレルギー症状、炎症を抑えるという研究が進められていますが、じゃばらには(特に皮の部分)豊富なナリルチンが含まれ、他の柑橘類と比べても異質の含有量をほこります。

研究者の思い

この注目の果実の研究者の方達の思いは並々ならぬものがあります。
大学に研究室を構えるという事はチームで動くという事ですが、そのチームの一人一人が明確な目標をもって研究に没頭しています。
中には、「長年アトピーに悩まされて何を試してもダメだったが、じゃばらに救われた。これを広めて同じ悩みを持つ人を救いたい。」という方もいらっしゃいました。
しかし、1つの新しい原料を商品化するという事は並大抵ではありません。
しかも「抗アレルギー」を期待しての研究なので、途方もない時間と研究費用が必要になります。
本当に効果を期待できるかどうかは、実際にアレルギー症状に苦しむ人に試してもらう、臨床試験も必要になります。そこで様々な問題が発生するのを一つずつ解決していく必要があります。

明確なエビデンス

原料によってはエビデンス(根拠となる研究や資料)が大きく異なります。
世の中に出ている数多くの原料の中でも、臨床試験を行って説得力のある研究結果を元に数字でしっかり働きを証明できるものもあれば、とりあえず菌数だけは分析して後はとくに用意していないというものもあります。
今回打ち合わせさせていただいたのは正に前者で、鉄壁の研究結果を元に資料を揃え、安心して消費者の方々に使っていただけるだけではなく、機能性表示食品への素材としても、消費者庁への届け出準備を行っています。乳酸菌やDHAといった、歴史の長い素材と違って、こういった新素材は完全にゼロからの研究となるので、その難易度は計り知れないものがあります。

研修者と販売者と消費者

ここからはかなり現実的な話をします。

原料を研究し、とにかく良いものを世に出したい研究者

良い商品を作りつつ、利益を出したい販売者

とにかく良いものを安く買いたい消費者

この三者には大きなギャップが存在します。
「作る側」はとにかく良い商品を出したいものです。世に出すからには効かなければ意味がない。
(サプリメントに効果効能はうたえませんがここでは分かりやすくする為に表記します)
その為には体感が期待できる量をしっかり入れる!
その結果、1ヶ月分で1万円を超えるような設計になってしまったりします。
これでは商品として勝負が出来ない現実があります。

「売る側」は利益が大事です。これは否定する事など出来ない事実です。
広告費や配送費はもちろん、社員の給料も全て利益が無ければ出せないので
「原価は安く売値は高く」これは販売者の基本になってきます。
しかし、質の悪い商品は売れませんし続きません。下手をすれば悪評がつき、他の商品も売れなくなってしまいます。「利益を出せるギリギリの所でしっかりクオリティも確保してお客様にも満足してもらえる設計での販売」販売者はここのバランスに細心の注意を払います。
中には低品質で原価の安い商品を高価格で売る販売者がいます。
そういう商品はレビューもヤラセを使ってかなりの高得点だったりするので、しっかり原材料名や含有量などで判断できるようになりましょう。

「買う側」はとにかく良いものを安く買いたいものです。
私も仕事が終わって自宅に戻れば一人の消費者です。ネットショッピングで失敗はしたくないのでAmazonで買い物をする時は細部まで見て購入を決めます。
効果が期待できる高品質なものでも続けられなければ意味が無いので、消費者も絶妙なバランスでの買い物をします

このように、「研究者」「販売者」「消費者」三者それぞれの理想にはギャップがあります。
そのギャップを埋めるのは歩み寄りではないでしょうか。

研究者「本当は1日5g摂取して欲しいけど、高すぎるものになるから4g設計にしよう」

販売者「本当は利益500円欲しいけどお客さんも続けやすいように300円にしよう


消費者「本当は800円で買いたいけど粗悪品は嫌だし1200円の方を買おう」

このような歩み寄りが、結果的に長く愛される商品と出会う近道になるのではないかと考えております。ただし、これは一歩間違えれば「妥協」にもなってしまいます。
しっかりと三者が納得できる落としどころをピンポイントで設定するのは緻密な計算が必要になります。そこをしっかり見極められるように日々研鑽を重ねる事で日本の健康食品業界をもっとクリーンで、本当に役に立てるものに出来るようにしていきたいと思います。
それには各企業の努力と歩み寄りが必要だと感じます。

よねきち部長
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という事で今回はここまでです!

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【怪しすぎるサプリ業界】健康の発信者になろうと決めた理由【よねきち健康学】

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