
なんだか乾燥してきた…?
【秋は粘膜も乾燥する】

カラッと爽やかな日が増え、だんだんと秋の気配を感じるこの頃。過ごしやすくなる一方で、空気は少しずつ乾燥していきます。
空気が乾燥すると、私たちの鼻や喉の粘膜も乾きやすくなります。粘膜は、ウイルスや細菌などの異物から体を守る「最前線のバリア」のような存在。そこには「IgA」と呼ばれる抗体も存在し、体を守るために働いています。
そのため、乾燥する季節は加湿や水分補給だけでなく、毎日の食事から粘膜の健康維持を意識することも大切です。

涼しくなってもお水飲もう!
【秋食材で内側から対策】

そこでおすすめしたいのが、旬を迎える秋の食材です!
秋から冬に旬を迎えるレンコンは、薬膳では「肺を潤す」とされ、乾燥する季節に親しまれてきた食材です。また、ビタミンCを含んでいるのもポイント。ビタミンCには抗酸化作用があり、健康維持をサポートしてくれます。
甘くてホクホクおいしいカボチャには「β-カロテン」がたっぷり!β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは、皮膚や鼻、喉などの粘膜を健康に保つために欠かせない栄養素です。
さらに、梨やブドウ、柿など秋が旬の果物なら、水分と一緒にさまざまなビタミンやミネラルを摂ることができます。

旬の食材が良いね!美味しい上に栄養いっぱい!
【ネバネバ=ムチンではない?】

以前はテレビなどで、植物のネバネバ成分が「ムチン」と紹介されることがありましたが、実は現在では適切な表現ではありません。
「ムチン」は、私たちの唾液や胃液などの粘液に含まれる糖タンパク質。一方、植物のネバネバには「ムチレージ」と呼ばれる水溶性多糖などが関係するものがあります。
見た目はどちらもネバネバしていますが、成分が異なるため、同じ働きをするものとして扱うことはできません。そのため、「ネバネバした植物を食べれば、ムチンと同じように粘膜を保護してくれる」とは言えないのです。
昔覚えた「ネバネバ=ムチン」という健康知識、実は見直されているんですね!

そうなんだ~!
【豆知識】
レンコンは「根」という字が入っていますが、実は私たちが食べている部分は根ではありません。泥の中を横に伸びる「地下茎」なんです!
【まとめ】

秋の乾燥対策というと、加湿器や保湿を思い浮かべがちですが、食事から粘膜の健康を支える栄養素を摂ることも大切です。レンコンやカボチャ、梨、ブドウ、柿など、旬の味覚を上手に取り入れながら、おいしく体の内側から乾燥する季節に備えていきましょう♪

もぐもぐ♪


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