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プロバイオティクスとプレバイオティクス|腸活の基本を学ぼう

プロバイオティクスその他

プロバイオティクスとプレバイオティクス

腸活の基本のき
とも言えるプロバイオティクスとプレバイオティクスですが、違いを説明するとなると少々混乱しますよね?今回はそれぞれの特徴と違いを解説していきます。

よねきち部長
よねきち部長

腸活であり菌活でもあります

プロバイオティクスとは

プロバイオティクスを一言で表すならば
生きた菌と仲良しになる事です。

腸内フローラをバランスよく保つことが腸活の基本という事は広く知られていますが、ではどうすれば腸内フローラをバランス良く出来るの?という疑問に対して答えとなるのがこのプロバイオティクスです。生きた菌を計画的に取り込もうという考えです。

ただ適当に菌を摂ればいいというわけではなく、明らかに宿主(人間)にとって有用な菌であることが前提となります。また、ヒトの腸内フローラ内に存在する種類で、値段も高くなく続けやすいものである事など、意外と細かく定義がつけられています。

プロバイオティクスの条件は公共財団法人腸内細菌学会HPに詳しく載っています。

生きた乳酸菌の存在

プロバイオティクスを語る上で欠かすことの出来ない存在が乳酸菌です。乳酸菌は善玉菌の一種で、体内に取り込まれた後に乳酸を発生し、腸内を酸性に傾けてくれます。要は悪玉菌が住みにくい環境にしてくれるんです。

極端な例えをすると、酸の強いお酢の中に雑菌を入れると死滅しますよね?あんなイメージです。ちなみに乳酸菌に関してはこちらの記事でも解説しているのでお手隙にどうぞ。

ただしこの乳酸菌にも種類があります。
乳酸菌であれば全てプロバイオティクスに分類されるわけではありません。

プロバイオティクスと呼べる事の条件の一つは生きた菌であることです。サプリや青汁、ヨーグルトといった食品から補うことの出来る乳酸菌は生きたものもいれば既に死んだ菌もいます。生きていても胃酸ですぐに死んでしまうものもいます。

それでは死んでしまった乳酸菌は意味がないのでしょうか?

そんな事はありません。
そこで登場するのがプレバイオティクスという概念です。

プレバイオティクスとは

プレバイオティクスの定義はこうです。
大腸の特定の細菌を増殖させることなどにより、宿主に有益に働く食品成分

小難しく聞こえますが言い換えるとこうです。
生き物ではないけど菌の餌になる存在

生きた菌を取り込む事は大事ですが、これらの菌は良くも悪くも命を持っています。生きているのです。せっかく生きているのに、餌がなければ体内で死んでしまいます。善玉菌は生きたまま増殖して腸内フローラを形成する必要があるのです。この増殖を行うための餌となるのがプレバイオティクスの概念です。

死んだ乳酸菌の存在

先程、生きた乳酸菌の良さを話しましたが、死んだ乳酸菌にも意味はあります。それはプロバイオティクスではなくプレバイオティクスとしての意味です。生きた菌の餌になったり、補助的な活躍をしてくれます。オリゴ糖や食物繊維もこれに該当します。生きているわけではなくても彼らの存在自体が栄養成分であり、腸内フローラの形成に役立ちます。

このようにプロバイオティクスとプレバイオティクスには違いがあります。両方を意識して腸内環境を整えてあげることは、ダイエットが捗ったり、お肌がきれいになったり、便通を改善したり、様々な場面で恩恵を受けられる事に繋がります。積極的に腸内細菌と向き合っていきましょう。

よねきち部長
よねきち部長

youtubeも見てね♪

乳酸菌 が身体に良い理由 腸内環境を整える 方法と基礎知識を解説

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