LINE広告には審査があります
当然ですがLINE広告には審査があります。
ECサイトや店舗を運営する事業者にとって、自分たちのサービスを知ってもらう為の広告は必要不可欠ですよね。
もちろん理想は広告費などかけずとも口コミで自然にお客様が増えていく流れですが、そんなものは夢物語です。待っている間におじいちゃんおばあちゃんになってしまいます。
商売をする上で広告は離れる事の出来ない存在です。
そんな中でLINE広告は重宝されています。
圧倒的に多いユーザー数と細かく指定できるターゲット。販売者にとっても積極的に活用したいツールです。
LINE広告は審査が厳しい
先に結論から言いますと、LINE広告は審査が厳しいです。
すぐ落ちます。
広告出稿と言えばあらゆる媒体があります。
大手の媒体でもこれだけ広告出稿先が選べて、もっとニッチな所もたくさんあります。それぞれのメディアは審査基準を設定していて、同じページでもココは審査に通ったのにココは落ちた!なんて事は日常茶飯事です。
そんな数ある広告メディアの中でもLINEの審査は特に厳しいとされます。LINEで審査通ったら他でも大丈夫だね♪と思えるほどです。
LINE広告でのNG表現
審査に落ちるのは悪いことではありません。
消費者にとってNGな表現を事前に止めるのは大切な事ですし、販売者も指摘された部分をしっかり修正すればキレイなマーケットになりますよね。
それでは実際にどの部分がNGでどこを修正すれば良いか、LINE株式会社の広告担当の方に聞いてみました!
実際にLINEの人に聞いてみた
LINEの広告審査に落ちてしまいました!どこを直せばよいでしょうか?
申し訳ございません。審査担当は別部署で、内容は非開示です。
という事で、どこがNGで審査に落ちたかは教えてくれません。LINEのHPに広告審査のガイドラインがあるので自分で調べて照らし合わせて
ここ…かなぁ…?
といった感じで地道に修正していく必要があります。
LINEの人もいちいち問い合わせに応えてはいられないですよね!
審査に対して文句言うなら最初から際どい表現するな!って話なんですよね。すいません。
ただ商品を販売する側にとってもキレイごとばかり言ってられない部分があるわけです。
消費者を騙してやろうなんて気は毛頭ありませんが、アピールする所はしたい。
そうしないといったい何の商品なのか伝わらないですからね。
実際に審査に落ちた事例
ここからは実際にLINE広告の審査に落ちた事例を紹介します。
ある商品で「便通を改善する」という機能性表示食品が受理されたので、ウキウキで広告の準備をしました。
事例1
機能性表示食品なのだからしっかりと便通改善をアピールできる♪と思いスッキリした感じの女性のイメージを使用しましたが見事にNG…
恐らくお腹が見えている事で
ダイエット効果や瘦身を連想させるという事なのでしょう。
便通改善する事は認めたが、その姉ちゃんみたいに細身になるんか?証明できんやろ?NG
ってな感じでしょうか。
事例2
続いてはこちらです。
こちらは広告のサムネイル画像。
つまりLINEニュースなんかを見てると表示される画像部分の事ですね。
これはインパクトを出したいという気持ちから結構踏み込んだ表現をして普通に審査落ちしました。(審査担当さん、手間を取らせてしまいすみません…
これは我が社にしてはだいぶ攻めた表現で
見る人によっては不快に思われる可能性もあるので、まぁ却下されても致し方なしかと思います。
LINE広告はNG例を公開してくれているので
それに照らし合わせると事前に広告審査に落ちそうなものは分かります。
それがコチラ↓↓
不快(特定のコンプレックスの露骨表現に該当)部分に当てはまったのだと分かりますね。厳正な審査をしてくれるおかげでルール違反をした広告がお客様の目に付く前に修正できるのでとても良いシステムです。
あれは良くてこれはダメ?
LINE広告の審査では
何故あれはダメだったのにこれは良いの?
他社は普通に際どい画像で広告出してるじゃん…
といったケースも頻繁に見られます。
これはLINEの広告審査がガバガバなわけではありません。
むしろガイドラインに沿っているからこそ、ほんの少しの表現の違いで審査に影響してきます。
これは実際に画像としては審査に通ったものです↓
ばっちり承認済みになってますね。
「ガンコなぽっこりどうにかしたい!!!そんなアナタへ」の文字と
お腹が出てる女性の絵
審査に落ちた画像とあまり変わらないですよね?
改めて比べてみましょう。
審査に落ちた画像がこちら↓
審査に通った画像がこちら↓
異なる部分は「しかめっ面」である事
お腹をつまんでいる事
このくらいでしょうか。
ノリやテンションは同じような画像でも
ガイドラインに沿っているかどうかで合否が分かれる世界です。
今回は実際の例を元に
LINE広告審査の実態を紹介しました。
広告は奥が深いです。
真面目に無難な作りをしていたら
お客様に結局何も伝わらず見られない。
やりすぎると不快感に繋がるし、ルールを破れば信頼を失います。
今は景品表示法が年々規制強化されて、広告表現は禁止事項だらけになっています。
各媒体のガイドラインに沿いながら、あの手この手で上手く特徴をアピールする必要があるので
広告運用の専門的な知識がある人は重宝されるのがよく分かります。
今回はここまでにしておきましょう!
また広告運用に関しても情報がアップデートされ次第、紹介しようと思います。
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