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肩こり解消の盲点|マッサージに頼ると悪化します

肩こり解消健康豆知識

肩こり解消方法について

今回は肩こりについてです。健康を語る上で避けては通れないのが肩こりですよね。病気っていう感じではないので軽く見られがちですが、日常生活に支障をきたすには十分な威力なので無視は出来ません。長距離の運転とかね、動画編集の時なんかも肩こりが酷すぎていったん休憩!なんて事が実際にあります。この記事では意外と知られていない肩こりの治し方を紹介します。

間違った肩こり解消方法

まず最初に、間違った肩こりの治し方を紹介していきます。その後で肩こりが何故起こるかを少し解説します。それを踏まえた上で、じゃあこうした方が良いよね!というおススメの肩こり解消法を紹介します。

マッサージ

肩が凝った所をマッサージしてもらうのって本当に気持ちいですよね。これは間違いです。肩こりの幹部を一生懸命揉んでほぐしても肩こりは治りません。むしろ揉み過ぎて炎症を起こして、一時的にほぐれた筋肉が更に固くなる恐れがあります。よく揉みかえりといって、たっぷりマッサージしてもらった部分が翌日筋肉痛と同じような痛気持ちいいような状態になる事ありますよね。

あれは炎症なのでやり過ぎだし、肩こりを悪化させる事になります。じゃあマッサージ屋さんとか意味ないじゃん。と思いますよね。マッサージ屋さんは意味ありますね。だって圧倒的に気持ちいいんですもん。その場では楽になりますし、上手なマッサージ屋さんは肩こりの中心部以外もしっかりケアして本当に肩が軽くなったりします。その時点で意味はあるんですが、結局これは時間が経てば肩こりは再び現れるので、治してるとは言えないですよね。ただその場を楽にしてくれる、しかも超気持ちいい。

という事で見方次第では意味があるんですが、肩こり解消!治す!という観点でいくとこれは間違いです。

筋トレ

続いて2つ目ですが
肩回りの筋トレ!これもよく聞きますよね。

英語には肩こりという表現がない!これはアメリカ人やヨーロッパ人は筋肉が多いからだ!筋肉量の少ない日本人やアジア人ならではの症状なんだ!

こんな話をよく耳にします。だから欧米人顔負けの筋肉を身に付ければ肩こりにはそもそもならない!

よねきち部長
よねきち部長

よし肩を鍛えるぞ!

これも間違いです。
どこか特定の場所が痛い時はだいたい原因は他の部分にあります。肩こりに限らずどこかに痛みや違和感が出る時は、他の筋肉がサボっている時です。つまり症状がでた部位というのはある意味被害者なんですよ。肩こりの原因は肩の筋肉不足ではないんです。腰痛の原因は腰の筋肉不足ではないんです。何か重いものを持つ時に腰を傷めたとしますよね。それは背筋が足りなかったから傷めたわけでは無く、下半身の筋肉が弱かったりサボったりした結果、背筋だけに負担が行ってしまって傷めてしまったという事なんですよね。

なので、腰を傷めたから背筋不足を疑って背筋のトレーニングをしたり、肩こりがきついから肩のトレーニングをするのは間違いです。努力するべきなのはサボっている他の部位です。肩や腰はむしろ無理をさせられているのです。

ちなみにこの記事の内容は
YouTube動画でも解説しています。

肩こり解消 ならコレ一択! マッサージ や 筋トレ では一生治りません!

会社でもこういう事ありますよね。全然動かなくて偉そうにしている人とか、サボっている人の分まで無駄に仕事させられてる人いますよね。これもあたしがやらなきゃいけないの?!みたいになって負担が増えてく内にミスが出て怒られる。みたいな。

そもそもあいつがしっかり働いていれば私がこれをやらずに済んだからミスも起きなかったのに…。みたいな。そんな時良い上司ならどうしますかね?

おい太もも!おい腹筋!お前らがしっかりやる事やらないから肩子さんの負担が多くて大変じゃないか!これは君たちの仕事だろ!俺が鍛え直してやる!

といって身体のバランスを整えてやるのが良い上司ですよね?しかし皆さん、自分の身体に対して意外と悪い上司になっていたりするんです。

肩子さんの負担が多くて起きたミスに対して、ミスそのものしか見えていなくて、太ももや腹筋の体たらくに気づけていなかったとしたら…

おい肩子さん頼むよ~!期待してんだからさ~。残業して今日中に終わらせといてね。

肩こりに悩んでいる時に肩の筋トレをするのはこんなような事です。

これは結構知らず知らずのうちにブラック上司になってしまっている人いるんじゃないですか??

肩こり発生のメカニズム

そもそも何故肩こりが起きるかというと
これは大きく分けて3つです。

  • 筋肉の緊張
  • 血流悪化
  • 末梢神経の傷

あんまり複雑に考えるとややこしくなるので簡単に説明しますが、これらがお互いに影響しあって肩こりが起きます。筋肉が緊張するから疲労が起きて血流が悪くなるし、血流が悪くなるから更に筋肉が緊張します。血流が悪いと末梢神経に傷がつきます。傷がついて痛みが出るとそれをかばって変な力が入って更に筋肉を緊張させる事になります。といった感じでお互いがお互いに悪い方に影響しあって肩こりは完成するんですね。

じゃあこれらの原因を解消してやれば肩こりは改善するんじゃあ無いでしょうか?

という事で私からのおススメの肩こり改善方法

肩は無視!
大きな筋肉を働かせるべし!

という事で、太もも!ふくらはぎ!腹筋!この子たちをしっかり鍛え直せば肩こりは自然と解消していくはずです!

理由は2つ!血流と姿勢です!

肩こりと血流

まず血流ですが、肩こりの大きな原因です。血流を良くするには下半身の大きな筋肉をしっかり動かす事がかなり重要です。ここで人間の身体の中で大きな筋肉の部位ランキングTOP5

大きな筋肉TOP5

第5位→大胸筋、胸の筋肉です。
第4位はハムストリング、太ももの裏です
第3位は三角筋、肩回りです
第2位は大殿筋、お尻です
そして堂々の第1位は大腿四頭筋、つまり太ももです

この内、肩回りの筋肉はさっき述べたように無視しましょう。となると1位2位4位は下半身、しかもスクワットすれば全部同時に鍛えられてしまうという効率の良さなんです!結局スクワットする人は健康なんですよね。この太もも周りを鍛えるだけで血流は改善します。更にこれにふくらはぎも動かしてあげるとより良いです!

ふくらはぎは第2の心臓と言われています。何故なら血液のポンプ機能が凄いからです。

血液は私たちの体を循環してますよね。心臓から各地に血液が運ばれるのは分かりますが、身体の下まで行った血液が重力に逆らって上半身まで戻って来るのってよく考えたら凄くないですか?立ってても走ってても必ず戻って来るんですよ?それはふくらはぎの血液を送り出すポンプとしての機能がすこぶる優秀だからです。

逆にこのポンプ機能が低下してしまうと血液が下の方に溜まってしまい、むくみの原因になりますし、血流が悪くなって肩も凝りますよね。という事で筋肉の大きさもさることながらこのふくらはぎは鍛えるべきです。鍛えるのが嫌で揉んだりして刺激してあげましょう。

そしてもう一つ!

太もも、ふくらはぎ、腹筋を鍛えるべき理由のもう一つが「姿勢」です。

肩こりと姿勢

肩こりは姿勢の崩れと言っても過言ではありません。

長距離運転をしても長いデスクワークをしても、ずーーーっと正しい姿勢でいれば肩こりにはなりません。しかし正しい姿勢で居続けるというのは並大抵のことではありません。めちゃめちゃ筋力が必要だからです。筋肉が無いと姿勢は悪くなります。たまにめちゃめちゃガタイが良くて腕とかパンパンなのに姿勢悪い人いますよね。多分肩凝ってると思います。上半身を立派に鍛えても他がサボってる状態なので上半身に無理をさせる体勢になりやすいんですよね。姿勢を良くするには身体の中心部分をしっかり鍛える必要があります。体幹を鍛えてる人って大体姿勢が良いですよね。で、何で姿勢が良いと肩が凝らないかというと、無駄な力を使わなくて済むから、筋肉を緊張させなくて済むからなんです。ポイントは頭です。

ご存知の通り人間の頭はかなり重いです。6~7kgあります。ボウリングの球くらいあります。

この重い頭を四六時中支えているので首や肩の筋肉は常に頑張っている状態なんです。姿勢が悪いと、この酷使されがちな首や肩の筋肉が更に酷使されます。

左が姿勢が悪い状態。めちゃめちゃ重く感じるし、実際首の筋肉も凄く張ってます。つまり緊張状態です。これを長時間続けたらまぁ肩こりが発生するでしょうね。という事で姿勢が悪いと肩が凝るのは文字通り一目瞭然なわけです。

姿勢を良くするというのは身体の中心部分である腹筋、側筋を鍛えるのが手っ取り早いです。プランクが効果的なので「プランク」と検索してみると良いですよ!

まとめ

という事で肩こりを改善するには、幹部以外の大きな筋肉を動かしてあげる事で、肩の負担を減らせば良いその為には、ふともも、ふくらはぎ、腹筋を鍛えれば良いというのが私のおススメです。スクワットしてプランクすればいいんです!凝った部分を揉むのは、その場では気持ちいからいいんですけど、根本的には治らないので、何をやっても肩こりが治らない!という人は試してみてはいかがでしょうか。無理せずに出来る範囲で1ヶ月くらい続けたらかなり変わってくると思いますよ!

という言う事で今回は肩こり解消方法を紹介させていただきました。

このよねきち健康学では普段は栄養成分をメインに解説していますが、たまにこういった健康情報も発信しているので、ちょっとでも良いなと思っていただいた方は是非次回以降もご覧ください。

よねきち部長
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という言う事で今回は肩こり解消方法を紹介させていただきました。

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