ご無沙汰しております!ヨネキチスタッフYです。
楽しかった夏休みも終わり、8月もあっという間に下旬となりました。
夏の間の疲れがどっと出やすい今日この頃。気付けばなんだかグッタリ続きで疲れが取れない…なんて「隠れ夏バテ」になっていませんか?
そこで、オススメしたいのが夏野菜!
今回は夏バテに効く5つのオススメ夏野菜とそのパワーをご紹介します。
はじめに:夏バテの原因って?
そもそも夏バテとは、夏の暑さや湿度などの気候によって体に起こるさまざまな不調の総称です。
気温が高くなると私たちの体はその気温に適応しようとしますが、その体温調節機能が働きにくくなると、体力低下や疲労が蓄積し、夏バテになります。
体温調節機能がうまく働かなくなってしまう原因は、「発汗による脱水」「屋内外の温度差による自律神経の乱れ」「強烈な紫外線による疲労」「冷たい物の摂り過ぎによる内臓冷え」などさまざま。
さらに、8月下旬~秋にかけては台風やゲリラ豪雨など天候が不安定な日も多く、気圧の影響による不調も受けやすい時期なんです。
いろいろな事象が重なり合って、夏バテを引き起こしてしまうんですね。
それでは、早速夏バテに効く夏野菜をみていきましょう!
夏バテに効く夏野菜5選
トマト
トマトに含まれる豊富な水分やカリウム、マグネシウムなどのミネラルは、汗で失われた栄養を補給し、乾いた体と喉を潤すのにぴったり!
トマトの赤色の色素成分『リコピン』は強い抗酸化作用を持ち、紫外線によって生じた活性酸素を除去して夏の疲労感やだるさを取り払うほか、紫外線に負けない美しい肌を維持するのを助けてくれます。
リコピンは油に溶けやすいという性質があるので、オリーブオイル等と一緒に摂るとリコピンの体内吸収が高まります♪ちなみに、リコピンは熱に強いのでパスタなど加熱調理をしてもOK!
オクラ
オクラにはカリウム、マグネシウム、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
オクラのネバネバの正体である水溶性食物繊維の『ペクチン』は、消化吸収を助け、胃腸を整える効果が期待できます。
納豆やなめこなど、同じくネバネバをもつ食材と合わせると、胃粘膜の保護効果UPが見込めます。
夏バテによる消化不良でお腹の調子がいまいちなときでも、ネバネバが消化吸収を促してくれますよ♪
枝豆
枝豆には、タンパク質やビタミンB1がたっぷり!
タンパク質は筋肉の修復や再生のほか、皮膚など体の材料になったりと、重要な役割をもつ栄養素で、健康維持と体力回復には欠かせません。
ビタミンB1は、消化液の分泌を促す効能を持ち、糖質をエネルギーに変換するのをサポートしてくれるのでスタミナ不足の解消や疲労回復に一役買ってくれます。
また、枝豆に含まれるアミノ酸の一種『メチオニン』はアルコールの分解を助ける働きがあるので、夏に美味しいビールのおつまみにもぴったり☆
ナス
ナスはビタミンやミネラルは少なめですが、ナスの紫色の色素成分である『ナスニン』は、眼精疲労の回復効果をもち、夏の紫外線ダメージを受けた目の疲労回復にも期待できます。ナスニンは皮の部分に多く含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめ。
また、実の部分に含まれている栄養素『コリン』は、肝臓機能を高める効果が期待できるので、夏バテによる食欲不振にもおすすめです。
きゅうり
「世界一カロリーが低い果実」として1987年にギネスブック認定もされているきゅうり。
「ほぼ水分なので栄養はほとんどないのでは?」と思われがちですが、『カリウム』がとっても豊富!余分な水分を排泄してナトリウムなどの電解質バランスの調節をし、体のむくみやだるさを解消してくれます。
また、スイカに含まれる事で知られるアミノ酸の一種『シトルリン』も含まれています。シトルリンは血管を拡張させる働きがあり、血流を改善するとともに疲労物質の分解促進や冷え性改善、むくみの解消などの効果が期待できます。
最後に
いかがでしたか?
夏野菜はカレーなどのスパイス料理との相性も抜群!スパイスを加えることで、味覚や嗅覚から摂食中枢を刺激し、暑さで食欲の湧かない日も食欲を増進させてくれますよ。
また、夏野菜は熱やのぼせを収めてくれる一方で、水分豊富なので食べ過ぎると胃腸を冷やす恐れがあります。食べ過ぎにはご注意くださいね。
色鮮やかで見ているだけでも元気がもらえる夏野菜のパワーを身体に取り入れて、美味しく元気に猛暑を乗り切りましょう!
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