3月の祝日といえば『春分の日』ですね♪
春のお彼岸の中日でもあるため、お墓参りをして、ぼた餅をお供えしたり食べたりするご家庭も多いのではないでしょうか?
何故お彼岸にぼた餅?

そもそも「彼岸」とは?

そもそも彼岸とは、「河の向こう岸」という意味。
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を「彼岸(ひがん)」
その反対側の迷いや煩悩に満ちた、私たちがいる世界を「此岸(しがん)」とされています。
彼岸=あの世
此岸=この世
お彼岸は、この世にいる私たちが、あの世にいるご先祖様に感謝を伝える大切な期間というわけですね。
ぼた餅を食べる由来

お彼岸にぼた餅を食べる理由は諸説ありますが、あんこの原料となる小豆の赤色には魔除けの力があり、
災難から身を守ってくれる食べ物として考えられていたからだと言われています。
また、昔はお砂糖が高価な物だったので、縁起の良い赤い小豆と高価なお砂糖でぼた餅を作り、
ご先祖様への感謝の気持ちと祈りをお捧げしていたらしいです。
ぼた餅とおはぎの違い【マメ知識】
現在では「ぼた餅」と「おはぎ」は同じものなのです!
- 春は牡丹の花にちなんで「ぼた餅」(昔は粒あん)
- 秋は萩の花にちなんで「おはぎ」(昔はこしあん)


小豆のチカラ!
デトックス

そんな小豆は、冬の間に溜め込んだ老廃物をデトックスするのにもぴったりの食材なんです!
利尿作用があるカリウムやサポニンなどの栄養素が体のむくみやだるさの解消を促すほか、腸の掃除役と呼ばれる食物繊維が多く含まれているので、腸内にたまった老廃物を吸着して体外に排出する働きが期待できます。
- カリウム:むくみ解消
- サポニン:血流サポート
- 食物繊維:腸内を掃除
冬の間に溜まった老廃物をスッキリ流すお手伝いをしてくれます。
小豆は食べるだけじゃない!

食べるだけでなく、ホットアイマスクや保冷剤代わりにもなる優れもの!
繰り返し使えて、環境にもお財布にも優しいのが嬉しいポイントですね♪
お彼岸に食べるぼた餅以外にも、小豆茶や小豆粥、お赤飯、煮小豆などぜひ様々な料理に活用して小豆のデトックスパワーを食卓に加えてみてはいかがでしょうか♪
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